指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

小さな物語を続ける。

昨日も書いたようにテレビが壊れてしまい、家人は修理することも考えていたらしいがこういうときにはさっぱりと買い換えちゃった方がいいと勧めて子供も連れて買いに行った。壊れたのは二、三年前に買った32型で10万くらいした。ウェブで調べると同じ大きさなら今ではほぼ半額で手に入るようだ。どれがいいかとか子細に吟味するのは性に合わない。時間の無駄じゃないかという気がする。今は節電のためにテレビのデモ放送はおこなわれていないが店員さんに頼めば電源を入れてくれる。でもたまたま売場に着いたとき他の客が観ていたテレビが希望の32型で、しばらく観ていたが画像がすごくきれいで充分と思われたので、それを買うことにした。念のため同じ型の値段を近くの他の店で調べて安い方で買った。買うのに列をつくって並んだり家電エコポイントの説明を受けたり配送先を記入したりと全部で30分以上かかった。面倒だけど仕方ない。その間家人と子供は他の売場を見て回っていた。
それから本屋に行ってどうして興味を持ったのかは知らないけど「アンネの日記」が読みたいと子供が言うのでやさしく書き直されたものを探したが、無かったのでアンネ・フランクの伝記と子供向けの「シャーロック・ホームズの冒険」を買った。昼食のためにお弁当を買って帰った。なんかほとんど先週の日曜と同じ動きだ。
昼食後アンネ・フランクの伝記を読み終えた後で子供を遊びに行かせた。でも友だちは誰もいなかったということで一時間ばかりして帰って来た。自転車でうろうろして来たということだが久しぶりにひとりで外に出られて楽しかったらしい。僕はちょっと昼寝をした他はずっと本を読んでいた。
明後日の火曜日に新しいテレビが届くことになっている。小さな物語をできる限り普通に続ける。