指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

雨の日の買い物。

 今日のスイムはまた数え間違えて千五十メートルを26分05秒。五十メートル毎のスプリットタイムを確認すると千メートルから千五十までに1分08秒かかってるので千メートルの段階では24分57秒となり辛うじて25分を切った。昨日より17秒速いので計算通り五十メートル毎に大体1秒ずつ縮めたことになる。ただし現状これが限界のような気もする。すごくきついという訳でもないんだけどこれ以上ペースを上げたらきつくなるんだろうなという予感がかなり強くする。当面25分を切るくらいのタイムで現状維持できたらいいかな。と思う。
 バイトは四月後半に何回か入れた最短の時短勤務で二時間半だけ。これだといつもの安いお弁当屋さんまで行ってから帰りに最寄りのスーパーに寄って買い物してもお昼前後に帰宅することができる。でも朝からの雨が結構強まっていたのでお弁当屋さんは諦め最寄りのスーパーですべて済ますことにする。家人と塾で待ち合わせバイト用のナップサックを塾に置き買い物用のバックパックを背負って傘を差して出かける。バイト用のハーフパンツではやや肌寒いけどまあ仕方ない。昔から仕事に着て行く服とプライベートで着る服はほぼ完全に分けることにしている。たとえば今はアディダスのハーフパンツの同じものを二枚買ってありバイト用とプライベート用に分けて履いている。なんでそんな面倒なことをしてるのかを簡潔に説明することは難しい。ハレとケというのに近いかも知れない。プライベートはハレで仕事はケだ。穢れはプライベートには持ち込みたくない。だからバイトから帰るとシャワーを浴びてかなりきちんと体全体を洗う。洗った後はバイトに着て行った服は一切身につけない。洗濯するものは洗濯に回し翌日も身につけるものはそれ用の保管場所にプライベート用の服とは完全に分けて置いておく。バイト用のナップサックにしても同様だ。特定の場所に隔離しておき翌朝バイトに出かけるまで一切手を触れない。一種の強迫神経症みたいなものかも知れない。ただし今日みたいにバイトとプライベートが地続きのときは間で体を洗ったり着替えたりができないので泣く泣くバイトの格好で外出する。バイト用の服とプライベートの服の混在も許されないので多少寒くてもバイトに履いてったハーフパンツをそのまま履いて出かけなければならない。書いてみると我ながら七面倒なことをしてる気がしてくる。でもたぶん今後も譲らずにやって行くことになると思う。
 今日安かったのはトマトとゆでたイカとローストビーフ栃尾揚げ。トマトは最近安いことが多い。他の三つは賞味期限が残り少ないので値引きされていたのを買った。あととんがりコーンが安かったけどこれは家人と子供用で僕は口にしない。それと夕飯の用意。このスーパーは賞味期限によってかなりこまめに値引きする他日替わりの奉仕品みたいなのもいろいろあって買い物が楽しい。見つける喜びもあるし得した感もある。以前通ってたスーパーにはそういうメリハリみたいなものがほとんどなくて今考えると買い物が退屈だった。今行ってるスーパーはそういうところすごくよく考えられててどうせ行くんならこっちの方がいいと思わせる。ルーティンワークにもっとエンタテインメント性を。もっとも毎日のように買い物に行く家人は二軒をうまく使い分けてるようだ。この近くに住むたいていの消費者がそうであろうように。帰宅後はいつもの通り。子供のバイトが早い時間から始まるのでまずは子供の昼食を用意してもらってから夫婦で心置きなく一杯やる。明日は最短ではないものの勤務時間はそう長くないのでまた家人と待ち合わせて買い物に行く予定。気温二十七度予想でまじっすか。そう言えば地震があったんだって?全然気づかんかった。