家人が初めての原稿料をもらった。全額家計費にと言うんだけど、せっかく自分で稼いだお金なんだし、今後仕事が軌道に乗ればそれなりに経費や場合によっては税金がかかって来るかも知れないので、半分を僕が預かって不測の事態のための貯金とし、半分は家人の手元に残すことにした。一冊出ただけで仕事が軌道に乗るもないもんだけど二作目もすでに刊行日が決まっていて、三作目がほぼできあがり四作目を準備中ということなので僕の仕事より順調と言える気がする。仕事を辞めて三年半あまりずっとお金の心配をして来たけど家人の力を借りることによってやっとその心配から解放されたのかも知れない。久しぶりのまあまあの気分。塾の方もまあまあ。
