指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

2011-04-15から1日間の記事一覧

冗長という手法。

カズオ・イシグロ著 古賀林幸訳 「充たされざる者」 ハヤカワepi文庫で多少文字が大きく行間が広めにとってあるにしても九百ページ超はやっぱり長い小説ということになると思う。しかもいわゆるリアリズムでは書かれていない。「わたしを離さないで」の設定…