指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

初の同日二件目の記事。

恋愛について、話しました。

恋愛について、話しました。

今日は一日眠くて、それは1時過ぎまで本を読みそれからブログをチェックしたりして結局寝るのが2時を過ぎる日が何日か続いているからだった。心なしか目の奥が痛いような気もするし早く寝るかと思っていたのだが、対談集だしすぐに読み終わりそうだとこの本を読み始め、読み終えてみると午前零時を過ぎていてその時間になると不思議と元気が戻って来る。とりあえず、夜中に小腹が空くと家人に訴えつくってもらったおにぎりを食べながらPCを立ち上げた。読み終えてこれほど間が無いうちに感想を書くのも初めてかも知れない。
岡本敏子さんは4月に亡くなられた。あまり詳しく知らないんだけど、発言を読むとあのお顔から感じられるイメージとすごくぴったり来るキャラクターのように思われる。自分を両性具有だときっぱり言い、切れのある言葉でばっさばっさとなぎ倒して行くような話し方をする。しかもそのキャラクターが天然で飾り気がないために一層気持ちがいい。全部が全部共感できたわけではないけれど、少なくとも岡本さんの素の魅力は存分に受け止めることができ、そのことの方が共感できるかできないかなどということよりよほど重要だと思われた。よしもとさんはよしもとさんでいつものよしもとさんだ(早口言葉か?)。奥の深い言葉がきらきら輝きながらしかも独特のスピードに乗って流れて行く。とてもすがすがしい対談だった。
岡本敏子さんのご冥福をお祈りします。