ファンの方からすれば今更ということになると思うけど阿部和重さんの「シンセミア」を大変おもしろく読んでいる。文庫版のⅡ（←これって機種依存文字か？）まで読んでますます続きが気になる。これまでに「グランド・フィナーレ」と「インディヴィジュアル・プロジェクション」は読んでいたが、とりあえず文庫で手に入る作品は明日にでも全部買ってくるつもりだ。
父親から子供におもちゃが送られてきた。ヘリコプターのラジコンだ。その販売元が神町にあった。「シンセミア」を読み始めたときだったのでその偶然にびっくりした。神町は実在したのだった。もちろん阿部さんの描く神町はそれとは異なるんだけど。
