2008-01-04 結構しみじみ。 本 村上ソングズ作者: 村上春樹,和田誠出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/12メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 68回この商品を含むブログ (43件) を見る 満を持してという訳ではもちろんないけど、購入から読了までに随分時間がかかり今年の一冊目となった。忙しかったからね。あまり期待してなかったけど割にしみじみした気分になれた。一曲一曲集めて聴き込む努力をするとすごくいいんだろうと思うけど、そこまでの関心は無いと言えば無い。さらっと読んでなかなかおもしろかったで終わる。個人的にはそんな感じの本だった。ただ「中国行きのスロウ・ボート」とかもっと細かなところとか、村上さんの小説に少しでも関わりそうな部分ではちょっと違った関心の持ち方で読んだ。そういうのもそれはそれでなかなか楽しい。 ところで酔っぱらって書いた昨日のエントリだけど、夫婦愛は対(つい)幻想で血筋は共同幻想だから、両者は全然異なった位相にあるということが言いたかったらしい。余計わかりづらいか。