二年目。

アイルトン・セナの命日。没後二十年ということでナンバーが特集を組んでいる。この前地下鉄で、開いてる男の人を見かけたけど僕より少し年上に見えた。セナと同い年に近いのかも知れない。今年五十四才だったはずのセナは生きていれば今頃どこで何をしていたんだろうか。
塾を始める日が図らずもセナの命日と重なることに気づいたときもちろん状況に明るい兆しなどまるで無かったけど悪い気はしなかった。まあわらをもつかむとかいわしの頭も信心からとかそういうのに近かったけど何も無いよりずっとマシだった。今日から二年目に入る。来年も再来年もセナに思いをはせながらこの日を迎えられたらいいと思う。