指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

今年の一冊目。

生涯現役 (新書y)

生涯現役 (新書y)

老いに従う体の問題にひと頃随分悩まれていたようだったが、何とか落としどころを見つけられたようでよかった。放っておけば体は自然をはるかに超えた速さで老いてしまう、それを自分なりの努力で何とか自然な速さに近づける、という言われ方が新鮮に思われた。あと格差社会とは格差のある社会のことではない、そういう意味の格差ならこれまでにもあった、今言われている格差社会とは格差が固定しつつある社会のことではないか、という指摘も。

今日でひとまず年末年始の休暇が終わる。休み中一日も欠かさずブログが書けた。暇だったからだが、体は随分休めることができた。