指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

プレ・オープンふたつ。

今週は新しい得意先が二軒オープンし、それに先駆けたプレ・オープンに招かれて行った。一軒は新宿にできたブックファースト新宿店。すごく変わった構造の店で、何がどこにあるのかよくわからなかったけど、文芸書を通りがかったときに見かけたポール・オースターの「幻想の書」と町田康さんの「真説・外道の潮騒」、それに絲山秋子さんの作品でおそらく唯一読み残していた「エスケイプ/アブセント」の、たまたまサイン本が置いてあったのでそれとを、ご祝儀がわりに買った。いっぺんにハードカバーを三冊なんてすごく久しぶりで贅沢な気分だった。
もう一軒はこちらの店。すごくゴージャスなお店だった。でもそれまでに二度ほどお目にかかった担当の方が、ゴスロリで出て来られたのには一瞬絶句した。