指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

理解と定着。

特にそういうつもりで言った訳ではないのに、いただきました、パパの自画自賛、と家人に言われることがある。最近は、小中学生の頃は勉強で一度わかったことはまず忘れなかったな、と言ったときにそう言われた。せっかく苦労して教えて似たような問題を何題も解かせてできるようになってああよかったと思ったことを、半月もしないうちに復習するともう忘れてる生徒がいて、その中にうちの子供も入っている。それに愕然として言った言葉で、自分は本当にその通りだったんだから自画自賛でもなんでもない。でも、そう言えば子供の担任の先生は面談のとき、理解と定着という言葉を使われる。理解できることとそれを忘れないこととは別だという前提がそこにはあると見るしかない。だったら僕も、前のことを繰り返し復習させながらやって行くしかないのかも知れない。