先週の木曜日と金曜日は有休を取ってバイトを休んだ。有休というのは出勤扱いになるので先週の火曜から昨日の日曜までで六連勤になったはずだった。会社の規則で七連勤というのはできない。でも昨日の夜退社する直前に今日二時間半でいいから出られないかと上から打診された。出てくれるバイトが見つからないらしい。出ると七連勤になっちゃいますけどと答えるとその出勤分は他の日につけていいから明日は出勤の記録をつけずに出て欲しいと言われた。まじすか。そんなのありっすか。と思ったけどまあ恩を売っといて損はないかなと考え直しそれでもささやかな抵抗として二時間だけなら出ますと答えるとそれでいいと言う。現状バイトを休むのは月曜だけでその他の曜日はすべて出勤してるので六連勤プラス六連勤プラス裏技の月曜出勤で計13連勤ということになった。有休をお休みと考えても先週の土曜から来週の日曜まで九連勤だ。なんだそれ。聞いたことない。
今日は午前中いつもの西友へ行って買い物して帰りに例によって安いお弁当屋さんでお弁当を買った。帰宅してからおもむろにバイトに出かける。月曜日に出るのはかなり久しぶりのことだ。でも段取りは大体わかってる。人手がないので社員が総出で作業に当たっている。でもこいつらはバイトの仕事をなめきってるのでまあ行き届かないこと甚だしい。バイトの仕事なんてこんなもんだろと無意識に思ってるのが随所に見受けられて不愉快と言えば不愉快だけどこちらはこちらで偏差値の低い社員なんてこんなもんだろと思って見ている。そして彼らの至らない部分を細かくフォローして回る。だってお客さんにはいつもと違ってサービスが悪いとか思われたくないからね。それは良質のバイト仲間の名誉を守るためにどうしても譲れない一線だ。正に孤軍奮闘の様相を呈していたけど誰にもそんな風には見えなかっただろう。それで構わない。還暦を前にして自分が認められたいというちょっと野蛮な思いは不思議なほどフェードアウトしたみたいだ。ただなすべきことをなしてうまく行けば自分に満足するだけだ。その程度にはいろんなことを諦めてるんだろうなあ。
