指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

力を抜く日。

 またバイトの話。金曜日の午前中は学生さんバイトでいっぱいで希望を入れてもたいてい削られるので今月は金曜日をお休みにしてたことはたぶん前に書いた通りだ。今日は人員が足りないときの追加募集がかかってたので後から入ることにした。メンツはそこそこ信頼できる学生さんばかりだったのでビジター気分でちょっと楽させてもらってもいいかなと思った。コースロープ変更とかいろいろ面倒な仕事のいちばん少ないところをローテーションから選んで入らせてもらった。それでこういうポジショニングでバイトしても全然いいんだなと思った。老いては子に従えじゃないけどいつまでも自分が一線に立って仲間を率いて行く必要はない。譲るべきところは譲って楽させてもらう。それは彼らが一人前になったことをも意味する。それでいいんじゃん。と思うとすごく肩の力が抜けた。仕事なんて安心して人に任せるのが正しい。それができずになんでも自分でやらないと気が済まないのは仕事人としてまだまだってことだよ。まあオレも口で言ってるだけでいつまで経ってもまだまだなんだけどね。今日のスイムは25分59秒で数え間違えて千五十。千メートル時点では24分52秒で辛うじて25分を切った。でもそんなにつらくなかったのでそれはそれでよし。