指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

心境の変化。

 なんかすっごい使い倒された言葉がタイトルで自分でもびっくり。でもこの言い方がいちばんしっくりくる。またバイトの話ですいません。社員の人に何かを期待するのを一切やめようというのがその変化の内容だ。僕は誰かに取り入るというのに対して性格的にすごい違和感がある。と言うと漱石の「坊っちゃん」の語り手みたいだな。でもまあ気持ちとしては還暦の今でも「坊っちゃん」と共にあるのかも知れない。それを反骨と呼ぶかなんと呼ぶかは本人としてもよくわからない。考えてみれば「反骨」なんて旗印をあげるほど肝も据わってないしな。よろしい。いっそ反骨ではないということにしよう。とにかく僕は誰であれ自分より上の人に取り入るとか媚びるとかそういうのが心の底から嫌いな訳だ。でも今のバイト先でも社員に取り入ったり媚びたりして少しでも多くシフトを得たり楽なポジションに入ったりしようとする輩がいる。それに対して社員はどうするかと言うと「毅然」という言葉なんか知らないかのように(実際に知らないのかも知れない。)嬉々として迎合してるように見える。いちいち具体例を挙げると小姑の小言みたいになるからやめとく。とにかくそういうのを目の当たりにしてると違和感を飛び越して嫌悪感さえ覚える。要するにお前うらやましいだけなんだろと言われるとうらやましくないこともない気がするけど天とも地とも人とも睦み和む生き方を潔しとしないのでこれはもうしょうがないと考えている。言い換えるとたとえうらやましかったとしても自分にはそういうことはできない。できてもしない。
 というようなめんどくさいことをわざわざ心に浮かび上がらせてくれるのが昨日書いたオックスとかんぶちゃんとかの存在だ。あいつらすげー上に媚びるんだよな。でも媚びられて満更でもない上も上だと思う。という訳で社員に何かを期待するのは一切やめる。仲よくしてたシフト係のしーちゃんも同列。ビジネスライクでソウクールな対応で行くぜ明日からな。
 今日のスイムは26分01秒で千。ノーコメント。