指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

再びクリニックに行く。

 バイトが終わる十五分後にクリニックを予約しといたので行ってみた。受付には誰もいなくて待合室にも人っ子ひとりいない。以前は大体いつ行っても患者さんが何人か待ってたし女性の看護師さんも受付に最低ひとりは常駐してたのでそれと比べるとなんだかすごい閑散とした印象になった。マイナカードを使うと自動で受付ができる旨表示があったので専用の機械にカードを読み込ませて受付を済ませる。あまり待たされるようなら診察を諦めて帰りたいと思ってると中年の男性が奥から出てきて大変お待たせしましたと言いながら問診をしてそれをパソコンに打ち込んで行く。医師が受付もするようになったのかな人件費を削るためにと思ってたら少しして呼ばれた診察室にいたのはまた別の人でそれが医師だった。再びより詳しい問診をしてものの五分で処方される薬が決まった。同じ胃の痛みで前に来たときはベッドに寝せられ触診を受けた記憶があるのでそれから見てもえらく粗雑な診察になった気がした。壁に貼ってある注意書きを見ると今は週にほんの何日かしか営業してないらしい。廃病院一歩手前みたいだ。会計を済ませて領収書と処方箋を受け取り外に出る。道行く人に混じって歩き出すと軽く異世界から帰って来たような感覚になる。薬局に処方箋を預けて引換券をもらって夕方また来ることを伝えて帰る。この前買った市販薬がよく効いて昨日今日と胃の調子は悪くない。ただ経験から言って病院の処方薬の方がさらに効くのでとりあえずもらった分は飲もうと思ってる。明日のバイトは削られてお休み。家人が行きたがってる日本橋のポケモンセンターに行く予定。