指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

イベントあれこれ。

昨夜から降り続いていた雨が先ほどやんで、家人は子供を連れて出かけた。と思ったら今見てみたらまた細かい雨が降り出したようだ。予報によれば、それでも天気は快方に向かうことになっている。
イベントの余韻が去らず、あれこれ考えている。今回上の方から冗談みたいに実行委員長と呼ばれ、アウトラインの設定から個々のコンテンツ、什器の搬入、搬出や、展示パネルの制作などこまごましたところまでかなりの部分を手がけた。イベントのプロデュースとかに興味のある人なら、きっと随分楽しい思いができたに違いないが、初めてのことばかりできつかった。
きっとそれだけの労力をかけた意味、と言うか意義が、自分なりにまるでつかめていないことが、これだけ引きずる理由だという気がする。よくやったと言ってくれる人は多かれ少なかれ苦労を共にしてくれた人だから、そう言ってくれるのはある程度当たり前だ。うれしいけどそこには思いやりが含まれてしまっている。
またイベントがもたらした売り上げのことも大いに気になる。昨日から少しずつ集計を始めている。さすがにかかった経費を下回ることはなさそうだが、それでも成功とはとても言えないあたりに落ち着くことになると思う。
その中で個人的に一番うれしかったのが、大阪の得意先の人が日帰りでわざわざやって来てくれたことだ。外へ出してくれない上司を説得し、ぎりぎりになって来てくれることに決まった。もうひとり仙台からも来てくれた人がいて、このふたりを合わせただけで自分の役目は充分に果たし終えたような気もする。