指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

最後のトミカ博。

昨日は子供の誕生日だったので恒例のトミカ博へ行った。夏休みの終わりのこの時期には必ずトミカ博ないしプラレール博がサンシャイン・シティーで行われるので、誕生日と言えばそれに行っている記憶がある。三歳から連れて行っていたとしてもこれで四度目だ。
でもここ最近は子供のトミカ熱もかなり冷めて来ていて、と言うより他にいろいろと興味のあるものが増えたため相対的にトミカの地位は下落し月に一度の新車の発売日にもつき合わなくなったし、トミカで遊ぶ時間もすごく短くなった。大体トミカ博に連れて来られている子供たちの中でもかなり年長の部類になり何となくそろそろいいかなという感じだ。おそらくこれが最後のトミカ博になるという気がする。それを惜しむ気持ちより子供がもっとたくさんのものに興味を持ってくれたことに対する喜びの方が大きい。ウルトラマンでもポケモンでもガンダムでも仮面ライダーでもドラクエでもドラえもんでも構わない。とりあえず善悪だけのわかりやすい物語でいい。
トミカも独自の物語を作り上げて対象年齢の引き上げを図っているようだが今のところあまり功を奏しているようには思えない。トミカがリアルさを追求しているのに対し、物語はどう考えてもそれと反対の方向を指しているからだ。