指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

一息入れる暇がなかった。

朝から昼休みまで会議、昼休みは上司を訪ねて来た客との会食にほとんど必要もないのに駆り出されて思い出したくもないひどい会話につき合わされ、2時過ぎに客が帰った後はまた4時半までノンストップで会議。すぐに外回りに出かけなければならず7時前に帰社。地下鉄に乗っている数十分を除けば一息入れる暇のない一日だった。読み始めた本がひどくおもしろいのだけが今日の救いだ。