TokyoMXの試合中継を見ていた家人から、バックネットほぼ正面に林家ぺーパー夫妻がいない？とメールが来た。見ると確かにピンク色のふたりの姿がほぼ真横のアングルから確認できた。それほど我々もいい席に座っていた。三塁側のダッグアウトの後ろで最前列から九列目。ネクストバッターズサークルに立つホークスの選手からは十メートルちょっとしか離れていず、選手の表情まではっきりわかる。
試合はホールトンと塩見の投げ合い。ホークスが小久保のソロで先制。三回裏に満塁からホールトンがタイムリーを打たれて逆転されたけど、小久保の二本目のスリーランの他カブレラにも本塁打が出て再逆転。2対6でホークスの勝ち。
子供はハンバーガーをひとつとポテチとお弁当を食べジュースを三杯飲んだ。そしてホークスのレプリカのキャップと、杉内モデルのTシャツを買ってもらった。何より試合に勝ってよかった。
ところで子供の真後ろの席に座った関西弁のおじさんがとてもうるさかったんだけど、おもしろいので文句を言う気になれなかった。明らかにホークスファンなんだけど楽天イーグルスを一貫して近鉄と呼んだ。どのチームの応援団にも、相手の選手が凡退すると演奏する決まった曲があるんだけど、それに合わせて必ず大声で「どーとんっぼりのーくっいだーおーれーっ」から始まる長い歌を歌う。でも歌詞を吟味するまでもなくこれが福岡ドームで歌われているはずはなく明らかにこのおじさんのオリジナルだ。その他にも相手が投手を交代すると「近鉄電車で早よ帰れ〜」とはやしたりとにかく近鉄を目の敵にしているらしい。なのにそのおじさんが子供にくれた紙のおしぼりの袋には近鉄のマークが入っていた。訳わかんねえ。
