指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

パ・リーグCS第二戦。

 昨日の午前中のバイトを終えて帰ってきてシャワーを浴びてから例の通り一杯やってるうちに試合の中継が始まった。今は仕事の関係でシーズン中のほとんどの試合中継を観ることができない。でもほんとはひいきのチームの試合を観るのが尻尾の先まで好きだ。これは小学生の時からほぼ一貫して変わらない。当時はジャイアンツのファンだった。三番王四番長嶋の打順が逆転した直後くらいの話だ。でも良心のかけらを少しでも持ち合わせているすべての人がそうであるようにこのチームの派手な金銭補強に嫌気が差していつからかファンであることをやめてしまった。いつからか・・・いつだろう?前の彼女の御尊父が東京ドームに年間シートを持ってらしてそのチケットをたまに融通してもらって彼女と一緒に観に行ったりしてたので三十歳過ぎくらいまではジャイアンツファンだったと思う。彼女と別れてファンをやめてしばらくはひいきのチームがなかったので中継も観なくなった。それから家人が福岡の人で義父も義姉夫婦も当時のダイエー・ホークスのファンだったのでじゃあと思ってホークスファンになった。その頃家人は特に野球には興味が無かった。でも今ではかなり熱心なファンだし帰省したときに何度か福岡ドーム(現ペイペイドーム)に観戦に連れてってもらったことのある子供もホークスファンだ。東京ではMXTVその他で結構ホークスの試合中継を観ることができる。サラリーマン時代は帰宅してから多くのナイトゲームを観た。今は夜が仕事なので土日にデイゲームの中継があれば観る程度だ。それも酔っ払ってるし疲れてもいるので半分うとうとしながらということも多い。でもとにかくひいきのチームの野球中継を観るのがとても好きだ。
 ペナントレースの最終戦で相当頭に来たもののまあとにかくそういう訳でクライマックスシリーズも観ることにした。それで詳しいことは省くけど先発の東浜投手が五回で降板した後六回からのリリーフに出てきたのが大関投手だったという訳だ。あのさあ。なぜペナントレースの最終戦で同じことをしなかった?誰が考えたってそれがいちばん手堅い継投だろうがよ。しかも彼は七回ワンナウトまで投げた。回またぎで投げさせるべきだったというところまで言った通りじゃねーか。最終戦で六回から大関投手に投げさせてたらおそらくあの試合落とさなかったぜ。でも藤本監督は二年契約なのでとりあえず来季も指揮を執るということだ。しかも噂によるとその後は恐れていた通り小久保二軍監督が一軍に上がってくるらしい。ホークスの未来は暗い。