指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

物件の内見に行く。

午前中は家人と共に物件の内見に行く。と言ってもうちから歩いて一分のところ。初めて会う不動産屋の人に挨拶して中を見せてもらう。まあまあきれいでよかったけどトイレが和式なのにはびっくりした。そんなに古い物件には見えなかったから。学習塾をやりたいと言うと、オーナーにその旨尋ねて許可がもらえればOKとのこと。それと窓に網戸が入ってないのでそれはつけてもらえるか尋ねると、前の借り手からもそういう要望があったんだけどつけてもらえなかった由。なんで?なんか変わったオーナーなんじゃないかと不安になる。通って来る生徒の自転車も外に止めることになるけどそれは一度にそう何台も止める訳じゃないと説明する。
ふたりでスーパーまで歩きながら割に駄目かもね、貸してもらえないかもね、と話す。買い物を終えて帰る間にケータイに電話がかかって来て、出るとさっきの不動産屋の人でオーナーと連絡がとれて基本的に学習塾はOKでどういう風の吹き回しか網戸もつけてもらえることになる。ただ自転車のことが気にかかってるようだったので、最高でも五台くらいしか止まらない旨念を押してもらう。ということで、契約しようと思えばできることになった。もしかしたら子供好きな人なのかも知れない、オーナーは。
でもたぶん契約の前にハロワで失業給付を止めてもらう手続きをしなければならないと思う。それ自体はめでたいことだけど、その先がとても恐い。でも今日の一件は幸先の良さを物語ってる気もする。さてどうなりますか。