指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

この時期の発熱は恐い。

 昨日は仕事が休みで久しぶりに家族と夕飯を食べたんだけど食べた直後くらいからなんだか背中の方から寒気がしてきて止まらない。居間の窓際で半日本を読んでいる間窓の方から冷たい気配が漂って来ていていやに寒いなとは思ってたんだけどどうもそれにやられたというのが最善の解釈でもちろん新型コロナに感染した可能性もないとは言えない。寒気に耐えながらあったかくして熱が上がりきるのを待ってから体温計で測ると37.9度ある。でもとりあえず寒気は収まった。昼間家人と買い物に行ったとき道でタバコを吸ってる人がいてその煙をまともにかぶってしまいおそらく気のせいだと思うんだけど髪がタバコ臭い気がしたのでどうしても頭を洗いたかった。それで解熱剤を飲んでから寒い思いをしないように慎重にお風呂に入る。お風呂でも充分に体をあっためるとだんだん心地よくなってくる。前にも書いたけど熱があってぼーっとしている状態が個人的には嫌いではない。頭を洗ってお風呂を出ると家人はドライヤーを使えと言うんだけどドライヤーの風というのがどうしても好きになれないのでいつもより入念にタオルで拭いて居間に戻って体温を測ると37度まで下がっている。寒気もない。気分も悪くない。でも新型コロナの熱も解熱剤で一時的に下がることがあると聞いているのでまだまだ予断を許さない。

 今日も朝からなんとなく熱っぽく朝食をとった後午前中はベッドでうとうとしていた。昼食をとってから昼寝すると眠りは浅くていくつかの夢を見る。体温は37度前後だったけど夕方になってまた少し上がったので解熱剤を飲んで仕事は休むことにした。今日授業がある生徒さんの親御さん全員にメールを送ってその旨知らせたんだけど塾で勉強していた子供によるとひとり生徒さんがやって来た由。申し訳ない。

 この時期の発熱は恐い。可能性を考えれば家族のために自主隔離するべきなんだろうけど狭い我が家でそんなことは不可能だ。新型コロナでないことをひたすら祈るのみ。基礎疾患があるし結構高齢だし意外と急変して死んでしまうかも知れない。ただ熱と寒気以外には今のところ症状がないのでなるべく楽観しようと考えている。