指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

急がなければ。

  久々に図書館。リクエストしてから順番待ちで来るまで三ヶ月近くかかった。本当に懐かしさを呼び起こされる本だ。演者の述懐というところが興味深い。演者ばかりでなく制作サイドのこういう本もあったらおもしろいと思うけどおそらく今ではほとんどの方が鬼籍に入られてるに違いない。僕は四歳から五歳にかけて本放送を観ていたことになる。でも子供心にアンヌ隊員は本当にきれいだと思っていたし今でもその思いは変わらない。この本を読むとアンヌ隊員は常にモロボシ・ダン隊員を気遣う存在であったようなのでそんな優しいところにも感じ入る部分があったのかも知れない。今更ながら「ウルトラセブン」は自分にとって本当に特別なコンテンツなんだと思わされた。これに匹敵するのは同じシリーズの「ウルトラマン」(初代)と「帰ってきたウルトラマン」と急に路線が変わるけどアニメの「赤毛のアン」と「あしたのジョー2」くらいだ。(結構あるな。)時代と自分の年齢という運命としか思えない組み合わせで何かが忘れられないほど自分の胸に刻みつけられるということだ。日付が変わるまであと二分。急いでアップしなければ。もちろん酔っ払って書いてます。