指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

オックスフォード大学に行きたい。

 今日バイト中にGMARCHに属する大学の学生さんと話してたらこの前ちょっと触れた数カ国語を話すことができるおじさんのバイトがオックスフォード大学を出てるらしいという話になった。その学生さんは続けてオックスフォード大学は誰でも一度は憧れる大学ですと言う。オックスフォード大学ってイギリスですかと尋ねると何を今更といった調子でそうですと答える。一度は誰でも憧れる大学に僕は一度も憧れたことがない。それどころか憧れるも何もほぼまったくその大学のことを知らない。興味もない。もちろん行きたいと思ったこともない。一瞬頭をよぎったのはオレも年取ってそういう意味での知的好奇心みたいなものがなくなっちゃったんだなあということだった。ちょっとやばいかも知れないなあ。でも考えてみればこれまで一度も留学したいなんて思ったことがないんだから知的好奇心もへったくれもない。僕にそういうものがまだ残ってるとしたらそれはオックスフォード大学とはまるで別のところにある。という訳でその学生さんともおじさんバイトとも相容れない価値観で生きてるということになると思う。大体そのおじさんバイトにあまりいい印象を持ってない。会うとすごく話しかけて来るんだけど彼にとって興味のある話題ばかりで聞いてても少しもおもしろくない。それと前にも書いたように薄っぺらい。大体そんな大学出てる人がなんでこんなところで大して頭を使う訳でもないバイトなんかやってるんだ?僕としてはろくに大学も出てないバイトのグレートマザーまーさんとかうっちゃんとかに親近する。と書いて来るとなんだかこの話はこれで終わりという訳ではなさそうに思えて来る。続きはまたいつか。ところで皆さんはオックスフォード大学に憧れたことがありますか?