指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

友情再び?シフト久々の午後勤務と追加バイト応募。

 今日のスイムは泳いだ距離を数え間違えて27分10秒で千五十メートル。アップルウォッチによると最後の五十メートルのタイムは1分18秒ということだからそれを引くと25分52秒で千メートル泳いだことになりまた少し記録を更新した。泳ぎながらなんか今日はきついな調子悪いのかなと思ってたけど逆に調子がよくていつもよりちょっとだけペースが速かったようだ。まあ少しずつでもタイムが縮められるようならモチベーションも上がるだろう。こうなると次は25分を切りたいと思うもんだしね。50分で二千メートル泳げるようなら二十五年前のペースに追いつけそうな気もする。少なくともそれはまったく不可能という訳でもないところまで来ている。
 バイトの昨日の朝のミーティングでシフト係のしーちゃんからいきなり今日の分のシフトを延長できないかと打診を受けた。実はずっと良好な関係を保ってきた彼女とは年末にラインでのちょっとしたやりとりが原因で疎遠になっていた。それについては書こうかどうしようか随分迷った。でもいきさつが複雑だしたぶん書いたら彼女にとっては不名誉な話になっちゃうような気がして書くのをやめていた。すごく単純に言うと彼女は明らかに僕に謝らなければならないのに謝ろうとしなかった。それで僕は結構がっかりしたという訳だ。以来彼女に向けて言葉を発しようとするとわだかまりに阻まれて何も言えなくなってしまった。すごく信頼してただけにそれが崩壊したショックは想像以上に大きかったということだと思う。でももちろんたいていのことは時が解決してくれる。最近は以前ほどじゃないけど少しはやりとりができるようになってきた。ところで僕はシフトのことで具体的な日にちと時間帯を指定されてここが人数足りないから入ることはできないかと社員から打診されるということがほとんどない。学生さんのバイトの中にはピンポイントでここに入って欲しいと打診されるケースも割とあると聞く。僕は時間が空いてれば積極的に追加のシフトにも入るし逆に言うと自分から申し出ない限りその時間帯は空いてないと思われてる節があってそのせいでそういう打診が来ないんだろう。だから昨日しーちゃんから打診を受けたのはこう言ってよければ異例の事態だった。以前よく追加のシフト募集に手を挙げてたのはしーちゃんを助けるためという側面が確かにあったし今回は面と向かって依頼を受けたことでもあるからと思って即座にいいですよと答えた。面と向かって頼まれたら断れませんと軽口のつもりで言うとじゃあ毎回こうしてお願いすれば入ってもらえるんですねと返して彼女は笑った。もちろんあのときのわだかまりが雲散霧消した訳じゃない。でも彼女の方が現状を修復したいと考えていることは少なくとも伝わって来る。まあもしかしたら僕がわだかまりを持ってることに彼女が全然気がついてない可能性もゼロではない気もするけど。という訳で今日は久々に午後までシフトに入った。そのせいで家人と買い物には行けなかった。でも四月はちょっとバイトしなさ過ぎだったのでまあいいか。それと昨日の夜しーちゃんからグループラインに送られて来た追加のシフトの募集に応じることにしたので明日も最近より長めにバイトに入る。(タイトルはAIによる候補のうちもっとも混乱してそうなのを選び絵文字を消した上句点を付しました。)