指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

借りに行く。

結局スタン・ゲッツのCDを三枚とガルシア=マルケスの「グアバの香り」というインタビュー集を最寄りの図書館で借りられるようにサイト上で手続きをした。それが届いたという連絡をもらったので借りに行った。アマゾンのあるレビューによるとこの本は本人が書いた自伝よりおもしろいとのことだけど、あれは自伝とは言え相当凝った文体で書かれたものなので読むのにもそれなりの気合いがいる。個人的にはこの「グアバの香り」とバルガス=ジョサ(リョサ)との対談集、それに岩波から出てる物語の作り方みたいな本を手に入れると作者自身が関わった作品でこれまで翻訳されたもののすべてが揃うことになる。どれも小説ではないのでどうするか迷うところだけどここまで来たら全部買うか。そう言えば「バベルの図書館」の新装版は完結したんだろうか。書店ではあまり見かけないけど。