指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

ビリー・ジョエルの「グラス・ハウス」。

グラス・ハウス

グラス・ハウス

 

  このジャケットはよく覚えている。一曲目の「You May be Right」の出だしと呼応しているからだろう。カセットテープで相当聴き込んでいたみたいだ。懐かしいばかりでなく曲もなかなかいいものが多い。どれも割に好きだけど「All for Leyna」はインパクトも強いし曲としても整ってると思う。うーん、でも繰り返すけどどれも割に好きな曲ばかりだ。地味な曲にも地味なりに味わいがある。ただこの年で初めて聴いたとしたらこれほど高い評価になったかという疑問は残る。それとウィキペディアで調べればわかることを転載するのも我ながらどうかと思うけど「It's Still Rock and Roll to Me」がビリー・ジョエル初の全米シングルNo.1というのはやはりちょっと驚きだ。ロックンロールというジャンルの位置づけがアメリカと日本ではずれているんじゃないかと思わずにはいられない。それにこれよりいい曲は70年代にもいくつかあると思うんだけど。シングルの「The Stranger」は本国ではそれほど評価されなかったとしても。