初めにアイルトン・セナのいない世界がやって来て、次に吉本隆明さんのいない世界がやって来た。そして今日父親のいない世界に生まれて初めて足を踏み入れた。そこにあるのがこれまでとどれだけ違った景色なのかまだよくわからない。ただ父親は長い時間をかけて死んで行きそれは僕らが、少なくとも僕が心の準備をするにはおそらく充分な時間だった。それは父親からの最後のプレゼントだったかも知れない。
今日のエントリには星もコメントもいりません。ただ静かに見守って、あるいは逆に見なかったふりをしていただければ幸いです。
あんなに恐がりだったお父さん、これでもう何も恐がらなくていいことになったねえ。よかったねえ。