指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

必要なものは買わないと。

 午前中冬期講習がなかったので買い物に出かける。メインはリトルマーメイドのパニーニでそれで一杯やろうと家人が言うので。その前に書店で教材を二冊買いユニクロで長袖のボタンダウンシャツを二枚買う。今着てるたぶん二枚一緒に買ったボタンダウンのどちらもの襟がほぼ同時に駄目になって来たため。すり切れて小さな穴が開き始めた。何年くらい着てたのかなあ三年くらいかな?両方とも紺のギンガムチェックだ。今回は同じギンガムチェックとただの白いボタンダウンシャツにしてみた。仕事でなくプライベートで着る白のシャツがなんとなく好きなので。理由はうまく説明できない。でもジーンズとかチノパンとか履いて上が白いシャツっていいですよね。ジーンズはもう何年も履いてないんだけど。それから無印良品で臙脂のクルーネックセーターを買う。このブログで調べるとちょうど二年前のお正月に同じものを買っている。ちょっと傷んで来たので代替え。と言っても少し丁寧に毛玉を取ればまだ着られるかも知れない。うまく再生できたら普段着とよそ行きという役割分担で着たい。経済的に普通にやって行けるのは今月までで来月になるとたぶんとっても逼迫しちゃうはずなんだけど必要なものは買わないと。それから予定通りリトルマーメイドでベーコンとトマトのパニーニとかバゲットのサンドイッチとか買って帰る。おいしかった。
 午後は生徒さんたちが問題を解く間に都立の入試問題の過去問を解く。今日は数学と英語。入試問題に限って言えば数学もそれほど嫌いじゃない。なぜか結構すらすら解けちゃうし解けない場合でも解説を読むと割にすぐわかる場合が多いので。ある種のパターンがあるからかも知れないし問題が素直だからかも知れない。模試の過去問まで含めれば累計でもう何十回と解いてるから慣れちゃったのかも知れない。英語は受験生にとっては時間が足りないというのが通り相場になってて実際長文問題はかなり長めだ。でも一応全文読んでも時間内には終わって大体満点に近い点が取れる。自由英作文があってそれは自分では正当に採点できないのでまあそれ以外が間違ってなければよしとしている。ただ自分がいい点とっても何の意味もないので―当たり前だ。―長文であってもできるだけ時間をかけずにしかも着実に高得点が狙えるような解説の方法を考えるのがメインだ。この方法を考えるのが難しいのは英語が苦手な生徒さんの読解力をどの辺りに想定したらいいのかわからないところだ。極論を言えば生徒さんの数だけ読解力の高低差があることになってしまう。でもそれだけのグラデーションに対応するのはさすがに無理なので大体の見当でやってる。まあそれで生徒さんたちは納得してるみたいなので今のところはこれでいいんじゃないかと思っている。