指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

シフトについてもう一度問い合わせてみる。

 五月後半のバイトで一度もシフトに入ってないことがわかった件で何日か前にシフト係のしーちゃんに連絡したところもうひとりのシフト係の若造が入れ忘れたんだろうと回答があったことはすでに書いた通りだ。それから何の連絡も無いのでもう一度しーちゃんに問い合わせてみることにした。若造に連絡したところですぐに返事が来る訳じゃないことは目に見えてるので。そこに心境の変化があったのは五月後半のバイトが丸々お休みならそれはそれで悪くないんじゃないかと思えてきたことだった。半月分削られるとバイト代は数万円に減ってしまうけどそれだけあればとりあえず暮らせないこともないし三月四月と相当ハードにバイトした上に本業が忙しくなって慢性的にくたくたに疲れてるしここら辺で自分を休ませてやってもバチは当たらないんじゃないかという気がし始めた訳だ。それで何日か待ったけど連絡がもらえないのでこのシフトのまま五月後半はお休みでも構わない旨ラインした。するとソッコー返事が来たのはわかってたんだけど返事を待ち受けてたと思われるのも業腹なのでそのまま数時間放置しといた。そろそろ見てあげたらと家人が言うので見てみるとしーちゃんだけじゃなく若造からもラインが来てて平謝りに謝っており今からでもできればシフトに入って欲しいということで希望の日にちが書いてある。予定を確認してから再度返事をするけどたぶん全部入れると思うと返信する自分も結構なお人好しなのかも知れない。それで後半も十日ほどバイトすることになった。ただししーちゃんには事情を説明してとにかく疲れ切ってるので週単位で休ませてもらうことがあるかも知れないと自分としては釘を刺すつもりで連絡した。それに対しても労りの言葉が返ってきた。この人は本当に優しく接してくれる。今回のことも僕から初回の問い合わせを受けた彼女が若造に僕のシフトが入ってないことを知らせて僕への連絡まで任せたのを若造が何日もほっといたというあたりが真相だろう。彼女に負担をかけたくはない。でも若造がどこまでも頼りにならない以上困ったときには彼女を頼るしか手がない。
 今日は一日お休みで通常の買い物に行きいつもの安いお弁当屋さんがお休みなので西友で賞味期限が近いお弁当を215円でふたつ買って帰る。値段の割にはとてもおいしかった。おかしのまちおかにも行けたので飴も買ってこられた。家人はゼルダをやっている。端で見てる僕は昼寝したにも関わらずひたすら眠い。