指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

いろいろあった。

 昨日はほんとにいろんなことがあった日でどれも書き留めておきたかった。ひとつは昨日のエントリにあるようにレターパックが送られて来たこと。それからこの前ポチ袋をくれたお客さんが今度はわらび餅をくれたこと。と書くとなんだか笑い話みたいに聞こえる。持って帰って家人に渡していきさつを説明するとあなたその人の推しになってんじゃないのと言う。そうなのかなあ。その人との間に特に他のお客さんと違う重要なやりとりみたいなものがあった覚えはないし気に入られる理由も特に思い当たらない。でも推しって持ってた方がいいって言うからあなたが推しなのはその人にとってもいいと思うよと家人が言うのでそれならまあそういうことでもいいかと思ってる。ただいろいろもらうのは正直心苦しい。冷蔵庫で冷やして食べたらおいしかったけど。それと家人の小説家としてのキャリアの大転機になりそうなすばらしいニュースが飛び込んで来た。僕としてももう本当に大喜びしたんだけど具体的なことを書くとたぶん家人が怒るので書かない。そういうことがあったということだけ備忘までに書いとく。それは2023年9月20日のことだったんだよってね。それと十年以上苦楽を共にして来た塾のイス三脚を粗大ごみで捨てた。このことには前にもちょっと触れた。ガタが来ちゃって使えないし置いとく場所にも困ったからなのでしかたないんだけどやっぱりちょっと切ない。「みんなまだ/気づかずすごしていたんだわ/ずっといっしょに歩いてゆけるって/だれもが思った」と「悲しいほどお天気」でユーミンも歌ってる。ちょっとわかりづらいか。