指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

ご成約。

 この前体験授業をした生徒さんの親御さんからメールが今日来て無事ご成約となった。よかった。
 いつもより三十分ほど遅く起きて仕度をして泳ぎに行く。帰宅後まだ時間が早かったので少しのんびりした後いつものカフェ・ヴェローチェへ朝食を食べに行く。それからジュンク堂新潮文庫の新刊を一冊買って夏用のバッグが欲しいと言う家人につき合って西武池袋線改札近くのプレミー・コロミーとかISPのブルー・ブルーエとか見て回る。でも結局空振り。他のブランチで見つけてこの前買ったタイのシンハービールISPのカルディーにも置いてないか見に行くとまんまとあったので四本買う。それで満足して帰る。最寄りの駅で今日は子供が一日競馬場に行ってるのでふたり分のアテと昼食を買って帰宅。シンハーちょっと高いけどうまい。それから昼寝をしたんだけどなんか急に胃が痛み始めてあまりよく眠れない。三時過ぎに起きて痛みをこらえながらホークス戦を観る。九回にヘルナンデス投手がスリーランを浴びて同点に追いつかれ四十三歳(だったと思うけど間違いかも。)の和田投手の勝ちが消えてしまったのはとても残念だった。でも結局は近藤選手のサヨナラツーランでホークスの勝利。痛みが治まらないので家人に打ち明けると駅前の薬局まで薬を買いに行ってくれる。買ってきてもらったガスター10を飲んでしばらく経ってもよくならないので観念して近くの救急外来を受診することにする。少し前にも同じような症状で診てもらった病院だ。

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 電話して症状を話すと診てくれると言う。仕度をして家人と外に出ると結構な雨。それでタクシーを拾った。初乗り料金で着いてしまうほど近かった。でもとても助かったので運転手さんには丁寧に礼を言った。もしもひとりだったら千円札を出しておつりは結構ですと言うところなんだけど家人はそういうのをすごくもったいながる人なのでやめといた。待合室には年配の女性がひとりソファーに座っていた。受付で診察券と保険証を出して問診票に書き込むとすぐに診察室に通される。医師は若そうな人で症状やここ何日かの間に食べたものなどについて矢継ぎ早に質問をする。なんとなく攻撃的な人なのかなというイメージを持ったけどすごく丁寧に診察してくれてすい炎が心配だということで腹部のエコーまでかけてくれた。すい臓はそれで見る限りは非常にきれいな状態とのこと。前にここに来たときもすい炎を疑われたのは実際より量を随分少なめに申告していても常習的にアルコールを摂取してることは白状してるからだ。容疑者には自分を守るために黙秘権があるけど医師に対して黙秘権を行使したって割を食うのはこっちだ。なので怒られない程度に脚色して本当が何割かは含まれたことを言っとく。でもまあすい炎はなしって見立てだったのでそれは随分ほっとした。結局胃潰瘍もしくは十二指腸潰瘍が疑われるので出された薬を飲み終えても痛みが治まらない場合は大きな病院では予約が取りづらいので近くの町医者の内視鏡検査が行えるところへ行って胃カメラ飲んで下さいということだった。それは要するに今回は時間がなくて最後まで面倒見られないけど後でこういう風にしたらもしかやばい病気だったとしてもきちんと診断つくからやってねというケアですごい親切だなと思った。その心意気におされて十二指腸潰瘍の痛みってこんな風に医師の話をゆっくり聞いてられないほどの七転八倒ぶりだからという経験談は口にできなかった。結論としては痛み止めと胃の酸を抑える薬が処方されることになり最後に何かありますかと問われたので前回は点滴してもらって随分痛みが和らいだのでできたら今回も点滴してもらえるとうれしいと答えると同じ成分の飲み薬を出すつもりだったけど点滴の方が効き目があるとも言われてるのでじゃあやっときましょうということで点滴もしてもらえることになった。少ししてやって来た看護師さんがすごい親切そうだったので皆さん走り回ってて大変そうですねと声をかけると僕がいる間に救急車が二台立て続けに来たそうでそりゃ大変なんだろうな。その後待合室で会計を待ってると緊急入院が決まって病棟に上がって行く患者さんなんかもいて胃が痛いのはつらいけどそんなことじゃ済まされない人も日々いるんだしいつかは自分もそうなるんだろうなと痛感する。薬をもらって夕食がまだだったので帰り道にあるコンビニに寄って帰る。まだ胃は痛んだけど一方でおなかは空いた。帰宅後はすぐに夕食。処方された痛み止めを食後に飲むと少ししてあれだけしつこかった痛みが嘘のように消えていた。入浴後は家人が止めるのを振り切って寝酒を飲み始める。これじゃ夜中に痛んで目が覚めても家人を起こす訳には行かないかな。
 今日のスイムは26分5秒で千。遅いけど楽。