指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

SMAPについて書くことになるとは思わなかった。

昨日の記事でSMAPの「らいおんハート」の歌詞を取り上げたら、SMAP関係のリンク元からいらした方が大変多いようだった。記事を読まれて、だまし討ちみたいなものだと思われた方も多かったと思う。申し訳ないので今日は、SMAPを自分なりに真正面から取り上げてみます。

SMAPとは - はてなキーワード」を見るとなかなかおもしろい。中居君の紹介に「どっちかというとヤンキー系」、キムタクの紹介に「どっちかというとワイルド系」とか書いてある。まあそう言われてみればそうだよね。でも残る三人についてはあまりうまくタイプファイできなかったのか、「慎吾ママ」とか「チョナンカン」とかいう別キャラの名前は書いてあるけど、「どっちかといえば」の項目がない。残念だ。

SMAPとしてのデビューは1988年だそうだ。今年で丸17年ですか。すごく長い。僕の職歴全部より長い。潔く負けを認めたい。仕事の内容だって質量共に全然かなわない。ちなみにこのページでは草彅君の「彅」の字の打ち方まで載っている。すごい、と僕は思うんですけど、ファンには周知?

でも一番参考になるのがDiscographyだ。好き嫌いは別にして、結構SMAPの新曲にはついて来たつもりだったんだけど、思い出せない曲が少なくない。全シングル37枚中、サビだけであれメロディーが思い出せるのは14曲ほど。それ以外の20曲あまりのうち半分は全然わかりそうもなく、半分は聴けば思い出しそうな感じだ。

以上のような不完全きわまりない条件で無理矢理SMAPのベスト3をあげようというのが今日の目玉だ。それではカウントダウン。

3位「がんばりましょう」
「仕事だからとりあえずがんばりましょう」って、あまりに基本過ぎて逆に忘れられないです。

2位「セロリ」
他者性を、日常のレベルでどう解決するかってお話。解決策は「君が好き」パワーで何とかできると思うよ、ってことで、実はとても安易で共感できないけど、メロディーが好きなんです。

1位「夜空ノムコウ
酔っぱらってカラオケで絶叫するのに最適そう。他にも別の世界はあるかも知れないけど、とりあえず今はこれでいい、みたいな感じ。そういうのって「癒し」ブームと歩を同じくしてるかも。でも、いい曲だと思います。

世界に一つだけの花」入ってませんけど、これは意図的にはずしたとかじゃなく嫌いだからです。理屈っぽすぎる。説明的すぎる。「花屋の店先に並んだ」って語り起こしからしてうさんくさい。