指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

久々にプール。

水泳教室で平泳ぎがだいぶ上達した上にバタフライもそれなりに様になって来たと家人から聞かされたので、本当に久しぶりに三人で泳ぎに行った。小学校の検定で子供は一年生の時に四級になった。それは、クロールで25メートル泳げるという課題だ。三級が平泳ぎで25メートル、二級がクロールか平で50メートル、一級はクロールなら50メートルを50秒以内、平なら60秒以内、あるいはどちらかで100メートル泳ぐのでもよくて、その場合タイムは関係ない。子供は一年生の段階ですでにクロールで100メートル泳げた。ところが平泳ぎが不得意で一年の最後の検定でも二年の数回ある検定でも三級になることができなかった。だから子供が平泳ぎをマスターすることは結構重要な課題だった。それさえできれば四級から一気に一級になれるからだ。
それで肝腎の平泳ぎだけど、まだ腕と足のタイミングの取り方がちょっとだけ変なんだけど、まあ平泳ぎと言ってよい体をなしていた。要するに検定を担当なさる先生がどう判断されるかということなので、これでいいか悪いかということはわからない。ただ随分うまくなったとは言える。バタフライはすごくがんばっていることはわかるけどとりあえずバタフライには見えなくて、そのがんばりとバタフライに見えないことのギャップに思わず笑ってしまう。でも水泳教室の先生には誉められたんだそうで本人もそれなりに自信を持っており、そういうのは大切だと思うので誉めておく。少なくとも僕にはドルフィンキックはできないし。
家人が、時計を見ているから、と言うので50メートル、クロールのタイムトライアルをした。いや、これは子供じゃなく僕の話だ。結果は53秒ということで小学生の一級に負けた。体の大きさまで勘定に入れると大敗と言ってよさそうだ。