指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

家人の本の売り上げ。

家人が電子書籍を出してもらってるある出版社は数ヶ月毎にその間の売り上げ冊数を知らせて来るらしいんだけど作者への支払いが一定額以上にならないと支払いが延期される。それはまあ別に構わないんだけど(たいてい最高でも数百円の収入にしかならないから。)いちばん最近の期になって突然その前期の数百倍もの売り上げになったと知らせてきて支払いが発生することになった。さすがに驚いたらしくて本人が理由を調べたらどうもその作品を扱う電子書籍のサイト数が増えたということらしかった。ということは潜在的には家人の作品を読んでみたい読者が結構いて、ウェブ上への露出度が高まったからそういう人たちを掘り起こせたということなんだろうか。常に自己評価の低い彼女は僕のこの説にはあまり納得していないようだけど控えめに言ってもそういうことなんじゃないかと思う。どんな作品を書いてるか知らないしもちろん読んだこともないけど、家人の性格や価値観などから想像するとおそらくかなりストーリーのしっかりした作品を丁寧に書いてるような気がする。ひいきの引き倒しかも知れないけど。
編集者さんとか同じ仕事をする人たちとかのランチに出かけることがあって話をしてくると、中には電子書籍は収入が少なくて割に合わないと言う人もいるらしいんだけど家人はとにかく知名度を上げるためにはどんな仕事でも引き受ける考えらしい。単純に収入だけを考えたらパートでもした方が効率がいいと思うけど前にも書いたかも知れないけど外に働きに出るというのがあまり向いてないので誰にでもできる訳じゃない仕事をせっかく始めることができたんだし徐々にでも売り上げが伸びたらいいと思って見ている。