指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

電話で面接。

 電話で面接というのも表現としては矛盾してる気がするけどそういうのを今日受けた。家庭教師の斡旋会社で必要な書類は昨日中にメールで送付してありそれに基づいての質疑応答。実はこの会社、六年半前の塾を始めようか迷っていたときに一度受けたことがある。結構遠くまで面接に行って結局一件も仕事の斡旋なく終わった。と言うかよく覚えてないけどそもそも採用されなかったのかも知れない。そのときの面接官は中年の男の人だったけど今日はおそらく若い女の人だった。こう言ってはなんだけどそんじょそこらの若い女の子に比べれば敬語の使い方だってこっちの方が上だし話す内容だってこっちの方がしっかりしてるに決まってる。15分くらいでつつがなく会話は終了。是非うちで仕事をして欲しいのでよろしく、的なことを言われた。もっとも合否の知らせが来るのはちょっと先らしいしそれから希望に合った案件が紹介されるのはさらに先になるだろう。週一回でも仕事がもらえればいいなと思っている。
 編集の人に一週間締め切りを延ばしてもらっていた家人は今日頼み込んでもう数日延ばしてもらい非常事態宣言発令。こうなると僕がひとりでスーパーに行って三食の買い物をしたり子供がウーバーイーツとしてお弁当屋さんで三人分のお弁当を買って来たり三人そろって近くのコンビニに行って好きな食べ物を選んで買って来たりと独特の修羅場感が繰り広げられる。でもそういうのに子供も僕も慣れたし家人は恐縮してるけどそれが仕事なのでしょうがないしなんならちょっと楽しい。いや家人が困ってるのを見るのが楽しいという訳ではなく。