指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

百均でつくるクリスマス、その他。

 家人がどこかで見かけたそうなんだけど細いひもに木製のクリップで何種類かの靴下を留めるとかわいいと言う。クリスマス感も出るそうだ。いいアイディアだと思って駅前の百均に行ったとき女性ものの靴下を何足か買って来た。ひもや木製のクリップは同じく百均で買ったものがすでに教室にある。それでこんな感じかなと思いながらつくると意外なほどかわいい。喜んで飾った。ところが昨日ちょっと離れた別の百均に行くと最寄りの駅前の百均よりはるかに多くの靴下が置いてあるのに出くわした。柄も動物柄が多くてすごくかわいい。家人が気に入ってキツネの柄のを自分用に買った。僕も欲しかったんだけどもう教室には飾る余地がない。なんとなく納得が行かない気がしている。自分だけいいの買いやがって、的な。
 週に一度ほど最寄りの、と言っても決してそれほど近くない西友に買い物に行く習慣が離職後ずっと続いている。初めは歩いて行ってたんだけど途中で家人が音を上げて交通機関を使うようになった(経済的に少し余裕ができたことも一因かも知れない。)。帰り道だけ歩いて、ちょっと遠回りしてすごく安いお弁当屋さんで昼食を買う。値段の割にはとてもおいしい。それが少し前から帰り道の途中にあるパン屋さんに寄って翌日の朝食用のパンを買うオプションが追加された。このパン屋さんにバゲットを使ったサンドイッチが置いてあって僕はここ最近そういうのが大好きになったのでいつも食べたいなあと思って見てたんだけど、昼食はお弁当を買うことになってるし素材から見て翌日までは保たないように思われて買うことができなかった。それが先日家人の修羅場のせいで僕がひとりで昼食を買いに行くことになりそれなら多少遠くてもあのパン屋でバゲットのサンドを買うぞと喜び勇んで出かけようとしたら、家人があれ一個で足りるのと言う。確かに足りないかも知れないのでどうするか話し合うとそばにあったパニーニがおいしそうだったからあれ一個買ってふたりで分けない、ということになった。それで家人が行かないので行きも帰りも歩いてバゲットのサンドをふたつとパニーニをひとつと途中のスーパーで細々した買い物をして帰ってきた。パニーニはあっためた方がおいしいだろうという話になりあっためると当然冷めないうちにそっちから先に食べようという流れになって食べたらこれがものすごくおいしい。なんて言うかこんなおいしいもの食べたのいつぶりというくらいおいしくて、後から食べたあれだけ長い間恋い焦がれていたバゲットのサンドが完全にかすんでしまったというお話。お後がよろしいようで。