指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

迷ってる。

 飯島真理さんの「Rose」は何回か聴くうち全曲思い出した。アマゾンのレビューはものすごく音質にこだわった人何人かによって書かれていてそんなにすごいのかと思うけどパソコンに取り込んで千円ちょっとのヘッドフォンで聴いてるんじゃそのありがたみがわからないのはまあ当然だ。歌詞を褒めてる人もいるけど僕の読解力の問題かも知れないけど若い頃聴いてたときには割に稚拙な歌詞だよなと思ってたし今聴き直してもその思いは変わらない。これじゃ聴いて後悔してるみたいだけど決してそうではなくて声はきれいでかわいらしいし坂本さんのアレンジも気持ちいい。大はつかないけど傑作かも知れない。なんか他のアルバムも良さそうなんだけどまあ今回はもういいや。
 思いついて柏原よしえ(当時のままの表記で行きます。)さんのファースト・アルバムを探すと何年か前にCD化されていることがわかり買おうかどうしようか迷ってる。高一だったから1979年か80年のことだったと思う。確かCMで見てすごいきれいな人だなと思った。きれいな人と言ってもまだ十代半ばだった訳だけど。たまたま近くのデパートでサイン会があるということを知って(新聞の折り込み広告とかそういうので知ったんだろうか。ウェブなんて影も形もなかったから。)友だちとふたりで行った。そこでこのファースト・アルバムを買ってジャケットにサインしてもらった上にクイズに正解するとプレゼントがもらえるという企画で正解してかわいいランチボックスをご本人から手渡された。すごくうれしかったと思うんだけどその思い出に彼女自身は全く含まれていない。たぶん彼女の方を見る勇気がなかったんじゃないかと思う。そのランチボックスはまだ実家にある。でも前にも書いた通りアルバムは捨てられてしまった。ちょっと惜しい気もするけどまあ仕方ない。ファンクラブに入ったり一度は東京までコンサートに行ったりもしたけど彼女のファンだったのはそう長いことではなかったらしい。その頃の柏原さんはまだブレイクというところまでは行ってなくて「ハロー・グッバイ」とか「春なのに」がヒットするのはもっと後のことになる。そしてそれらがヒットする頃にはもう特にファンではなくなっていた。理由はよくわからない。
 でもこのファースト・アルバムも本当によく聴いた。結構いいアルバムだと思ってるんだけど思い出補正かも知れなくてだからCDで買い直すかどうか二の足を踏んでる訳だ。どうしようかな。ちなみに下のは別のアルバムの画像。こういう表情には今でもなんとなく惹かれる。

春なのに