指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

クーラーバッグと保冷剤。

 今日のバイトもまーさんと一緒だった。日曜と月曜の仕事がふたり態勢だったこと僕が今日で六連勤なことにすでに書いた通りまーさんはすごく同情的でその気持ちはとても彼女らしくて僕としても大変うれしい。そしたら朝声をかけてくれて小さなクーラーバッグを手に中に栄養ドリンクとアルフォートが入ってるので好きなタイミングで飲んだり食べたりするよう勧めてくれた。仕事の合間にバッグを開けて見てみると保冷剤が三個入っていてドリンクはものすごく冷えていた。普段は栄養ドリンク系のものは口にしないんだけどこれは本当にありがたい気持ちでいただいた。後ほどアルフォートもいただいてまーさんにはお礼を言った。たぶん冷蔵庫から保冷剤とドリンクを取り出して一緒に保冷バッグに入れておうちから持って来てくれたんだろう。その気持ちがものすごくうれしい。家人と子供と母親を除けばこの世でいちばん僕のことを気にかけてくれる人かも知れない。だっておうちにいるときから僕にこうしてあげようと考えてくれてたってことでしょ。しかもこの人はこういう気遣いを全方位に振りまくことができるのでだから誰からもウケがいい。どんな人とも親しい。なんかこの職場にいる人からは学ぶことが多い。いや今更学ぶことなんてできないのかも知れない。ただただすごいなと舌を巻いてるだけなのかも知れない。とにかく僕とはかけ離れた価値観の人が結構いてそういう人と話すのがとても楽しい。願わくば相手からもそう思われていますように。