指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

いい日はみ出し。

 昔々「ぴあ」という情報誌があって都内の映画館の上映スケジュールなんかが事細かに載ってて隔週誌だったんで二週にいっぺん買ってました。またですます調。ページのはじっこに読者の方々からの投稿が掲載されててそれを称して「はみ出し」って言ってた記憶がある。今日のタイトルはそれを思い出したので。結構読んでたんだよな「はみ出し」。今で言う「つぶやき」ですか?まあ炎上の可能性はまったくない訳ですけど。インタラクティブじゃないもんね。タイトルの説明はこれくらいでいいですかね?
 いい日でした。まず何よりも家人の原稿が終わった。原稿が終わった直後の小説家を見たことありますか?僕はあります。本当に脱力している。ぐずぐずのぐだぐだになってる。だから労ってあげなければなりません。皆さんも脱稿後の小説家には優しくしてあげて下さい。その前に今日は夏期講習がなかった。だから十一時にバイトが始まるまでは自由な時間でした。ただし小説家がぐずぐずのぐだぐだなのでとりあえず昼食の段取りは僕がしなければなりません。バックパックからって(家人の生まれたとこでは「背負う」を「からう」って言うんですね。語感が割に好きです。)いつものスーパーに行くとなんとお休み。なので全部セブンイレブンさんで調達することにしました。随分前に触れたように僕は料理というものをひとり暮らしの頃からほぼまったくしたことがないので。家人はざるそばがいいと言うのでそれとアテにアメリカンドッグ。僕は酎ハイとチャーハンだったかな。それだけ買っといてからバイト。シフト係のしーちゃんが二時間半の内一時間半を別部署のシフトに入れてくれたのとバイト仲間のグレートマザーまーさんがローテのすごく楽なところに僕を入れてくれてたおかげですごい楽できました。こういう心優しい人たちのおかげで十三連勤もなんとかなってる。前にも書いたかも知れないけど他人の負担を減らそうと心がけてる人と一緒に働くのはとても気が楽です。しーちゃんもまーさんもそういう人だ。僕もそうあるようがんばってるつもり。若い学生さんにはそれができる人が少ないね。だから学生さんばかりと一緒だと割に殺伐とした気分になる。
 バイト後は野菜スティックをアテに一杯。それから昼寝。午後の授業の後夜は生徒さんが全員お休みでなし。すると塾に入るのを検討してる方から電話が来て土曜日に体験授業が決まった。なんかいろいろいい日だったような気がするけど書き方が下手でそんなにいい日に思えないかも知れない。すいません。