指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

「赤毛のアン アニメコンサート」を予約する。その2。

 Yahooのニュースで見つけたのは「赤毛のアン アニメコンサート」の開催を記念してTOKYO MXで劇場版「赤毛のアン」が放映されるというものだった。テレビシリーズの一話から六話だったかな?を故高畑勲監督が再編集したものらしい。もちろん家人に録画を頼んだ。何度も書いてるようにこのテレビシリーズのDVDボックスは持ってるので観ようと思えばいつでも観られる。でもそれとは別にその劇場版がどんな仕上がりになってるのかにも興味がある。まあ一度観ればそれで気が済むんじゃないかという気もするけど。それよりも「赤毛のアン アニメコンサート」そのものの方に思いがけず強く心を惹かれた。あまり詳しくチェックした訳じゃないんだけど会場に大画面を設置してアニメを映しながらオーケストラの生の演奏が聴けるというものらしい。アン・シャーリーの声を担当された山田栄子さんとオープニングとエンディングのテーマを歌われた大和田りつこさんもご出演されるという。なかなかいいんじゃないかな。それで公式サイトを見るとコンサートは同じ日に二回予定されていて一回目の方はすでにチケットが売り切れなことがわかった。二回目は午後六時からで土曜日なので塾がある。でもそこはもうどこかで振替授業することで勘弁してもらおうと心に決めた。体調不良以外で塾を休むなんて年に一回あるかないかだし。それは塾経営のガイドブックに極力休むなと書いてあったのを忠実に守ってるからなんだけど。じゃあチケット予約しちゃおうと思って公式サイトから申し込もうとすると決済システムに特化した外部サイトに飛んでそこの会員登録をするのがものすごくめんどくさくて割にへこんだ。しかも電話番号を登録するのにスマホの番号を使おうとすると途中でスマホから特定の番号に電話しなければならない。画面も大きいし文字入力にもキーボードが使えて便利なのでパソコンを使ってそれまでかなりの項目を入力し終えていたんだけどここに至ってスマホでやり直さなければ駄目なことがわかった。それでまた一から入力。一応運転免許の更新は裸眼で通ってはいる。でも以前は平気だった暗がりで文庫本を読むのも最近はほとんどできなくなって来た。かなり明るいところでないと読めないしなんならすでに文庫本を手にすること自体が億劫だ。という訳で小さな画面にかなり手こずらされた。一階の席はすべて埋まっていてこれで同じ料金とは信じられない二階から斜めに舞台を見る席しか空いてなかった。でもまあチケットが取れただけでも御の字と思おう。一夜明けた今日早速セブンイレブンで料金を支払いチケットを手に入れた。そのチケットを眺めるだけでもうなにやら気持ちがざわついている。