指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

予習が楽しい。

 小六の生徒さんには中一の数学を予習する授業を中一の生徒さんには中二の数学を予習する授業をしている。これがなんだかとても楽しい。個人的には数学より英語の方が得意だ。でも予習に限って言えば数学の方が楽しい。ぜいたくを言えば英語は高校生に教える方がいい。要するに中学の数学くらいが僕のレベルにはちょうどよくて中学の英語となるとちょっと物足りないということのような気がする。授業というのはやっぱりわかってもらってなんぼなので教える側からする授業の楽しさというのは生徒さんが確実に理解してることを実感するときの充実感から来ているように思われる。実際小六の算数より中一の数学の方がおもしろいんだけどとか生徒さんに言われる以上のこの仕事のやりがいはない。それはもう受験に合格したと聞くよりずっとうれしい。合格するのは本人の努力によるところがより多く授業がおもしろいのは講師の努力によるところがより多いと思われるからだ。なるべくおもしろい授業ができるよう僕も楽しんで教えて行きたい。
 スイムは33分16秒で千メートルと「小さな神さま」が記録してくれている。平均心拍数は122拍/分。ストロークは535。ストロークというのはクロールの腕を何回かいたかということだと思う。千メートルで535はさすがに少なすぎるのでアップルウォッチをつけてる左腕だけのデータと考えると右腕までを含めて倍か倍よりちょっと多くなるんじゃないかという気がする。仮に倍として1070回腕をかいてるなら二十五メートル泳ぐのに平均で26.75回腕をかいてることになりこれは実感に照らすと若干多すぎるようにも感じられる。ただ最後の方は疲労でフォーム(仮にそんなものが僕にあればの話だが)なんかめちゃくちゃで泳いでる可能性もあるのでまあ妥当な値と見るべきなのかも知れない。この辺は「小さな神さま」の仕事ぶりをこれからどう評価するのかもう少し探って行かねばならない点だ。使い方もまだ曖昧なところが多々あるし。ちなみに今日驚いたのはすべてのラップにそれぞれ何秒かかったかが記録されてることだった。二十五メートルプールで千メートルということは二十五メートルを四十本(つまり四十ラップ)泳いでるということでその四十本それぞれに何秒かかったかを確認することができる。すごい。そんなのまで記録しててiPhone記憶媒体は容量の面で今後大丈夫なんだろうかとも思うけどまあ大丈夫なんだろうな。容量のことを気にしてるなんて古いパソコンユーザーだけなのかも知れない。でも無限の容量は原理的にあり得ない。
 たぶん今日は三冠王を獲れたと思う。スイム千メートル読書百ページブログ千字。