指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

まとまらない。

 ラストまでバイトやったのでもう時間もないしアルコールも結構入ってるので書くことがまとまらない。いちばん書きたいのはバイト先のとても感じのいい女の子シマオさんにお菓子をもらったということ。彼女はこの春大学を卒業し郷里に帰るそうだ。プールの受付にいた僕に気づいた彼女は小走りに近寄ってきて箱を差し出してこれまでのお礼ですお好きなのをどうぞと言った。それは「Tokyo Turip Rose」のチョコレート菓子の入った箱でチューリップだかバラだかを模したお菓子が並んでいた。ひとつとってお礼を言うと○○さん(僕のこと)土曜日はご出勤ですかと尋ねる。たぶん出勤だったと思ったのでそうだったと思いますと答える。その土曜日が最後の出勤ということだった。じゃあできればその日に最後の挨拶をしたい。帰り際更衣室で一緒になったときにシマオさん土曜日のご出勤は午前ですか午後ですかと尋ねると午前ですと答える。じゃあ僕もシフトに入ってますと言うと笑ってさっき確認しときましたと言う。最後の日に僕と一緒かどうかシフト表で確認してくれたらしい。そういうのって結構うれしい。結構うれしくてそこそこ切ない。
 今日のスイムは「小さな神さま」によると34分40秒で1025メートル。まあいいや。ラップを見ると千メートルまではクロールで最後の25メートルは平泳ぎで泳いだことがきちんと記録されていた。すごいね。千メートル泳ぎ百ページ読むの今日は二冠。ここから千字書くのは無理だわ。