指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

カラマーゾフなんだから。

カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫)

四巻も残すところあと数十ページ。今日は外回りがなかったのであまり読めなかった。前にも書いたけど通勤時間が往復でも10分足らずなので、僕の主な読書時間は外回りの電車の中となっている。だから日によって読書に当てられる時間の長さがすごく異なる。また休日を除くと基本的に家では本を読まない。これは集中力の問題でもあるし親しき仲にもある礼儀の問題でもある。その替わりと言っては何だけど休日はぶっ続けで数時間読めることもある。ただしこれには家人の協力が欠かせない。
でも今週に限って言えば集中力は作品によって割り増しされ、礼節は作品によって割り引かれた。もちろん自分の受け持つ家事こそおろそかにしないものの、朝食の前に読み朝食の後に読み昼食の後、家人がむいてくれるみかんを食べながら読み、隙あらば夕食前に読み、入浴後子供が寝た後も読み、寝酒の開始時間を二時間繰り下げて読む。だって飲んで読むと、読んだ内容を全然憶えてないからね、次の日。
という訳で、飲み始める時間と就寝が遅めになりつつあるし、今週はそっけない旦那でありパパであった訳だけど、仕方ないでしょ、カラマーゾフ読んでるんだから。