指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

真夏のMAIJO祭!!

IN★POCKETの7月号は、登録すらされてないようだ、アマゾンに。
舞城王太郎の世界、ということで思わず買っちゃったけど四百数十ページ中、特集は三十ページちょっと。うーん。でも舞城王太郎が実在していることが何人かの証言で明らかになった。架空の作者かと思ってたよ。そんな訳ないか。それにしてもあまりにも無造作に明らかになったのでちょっとびっくりした。会ったことのある人までいるなんて。とりあえず「NECK」は買った。
もっとびっくりしたのはこの本の広告にある文庫の復刊の高いこと!中上さんの「水の女」が1,260円、椎名麟三の「深夜の酒宴・美しい女」は1,680円。両方とも好きな作品なのでたぶんしばらく読めなかったのが読めるようになったのはよかったけど、もうちょっとなんとかならないのかな。それとも購入する人の自己顕示欲みたいなのも金額に含まれているのかもね。ピンチョンの「メイスン&ディクスン」買ったときにもこんな高い本を買う自分って、って思っちゃったから。そういうのって最低の感受性だけど。