指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

これで全部読んだ。

絲的炊事記 豚キムチにジンクスはあるのか (講談社文庫)
炊事はまったくしないのでおそらくこの作品のよい読者とはあまり言えないと思うけど、絲山さんのお人柄の一端が窺えるようでそういう意味では楽しかった。また連載中は本当に大変だったんだなとご苦労が忍ばれる。
絲山さんの手に入る作品はこれで全部読んだことになる。来月は「末裔」の出版が予定されている。