松本零士著「銀河鉄道999（1）〜（10） 小学館叢書
半年ほど前だったかもう少し前か、子供が本棚にあった「銀河鉄道999」を読みたいと言うので与えた。小学館叢書から出ている十巻本のハードカバーだ。僕が中学から高校にかけて出た少年画報社のコミックスは実家に置いてあり、これは上京して来てからたまたま刊行が始まって懐かしかったので買い揃えたものだ。
以来何度も何度も読み返しているようなので、おもしろいかと尋ねるとおもしろいと言う。今日も何巻目かを開いて読んでいるのに帰宅後出くわしたので、思いついて鉄郎のどういうところがいちばん好きか尋ねてみた。するとすぐに優しいところ、という答えが返って来た。それが読み取れていれば与えた方としては与えた甲斐があったことになると思う。
