指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

子供の学費を払う。

 バイトはないけど朝泳ぎに行く。今日は午前中シフトに入ってるバイトが少なくて入ってもらえないかと昨夜打診された。でもバイト先は六連勤までしかできないことになっており今日出ると七連勤になってしまうので断った。バイトに行かない日はプール利用ができないかもと思っていたけどバイト仲間のグレートマザーまーさんはバイトが休みでも利用してるらしいのでじゃあいいかなと思って行った。三十分弱で七百五十メートル。日によってわずかな好不調がある。朝の明け作業をちょっと手伝って帰る。今月中に子供の学費を納めねばならずウィークデイのお休みというのは現状ほとんどないので今日納めてしまいたかった。たまに行く西友のそばに振込先と同じ銀行の支店がありそこだと手数料がかからないのでちょっと遠いんだけど家人と出かける。先に郵便局で奨学金を下ろす。去年減額されてた奨学金がちょっと前に元の額に戻り今回の学費は持ち出しなしでまかなえる。かてて加えて家人が払ってくれてた子供の通学定期代までまるっと返すことができる。なんで減額されたのかなんで元に戻ったのか一切通知がないので知りようがない。ただ確定申告と連動してるらしいので一昨年の収入がなんらかの閾値を超えたんだろうなと想像するだけだ。まあいただいてる側なので文句を言う筋合いじゃないのかも知れない。とにかくそれを支払い終えて晴れ晴れとした気持ちで西友に買い物に行く。学費を納めると必ず晴れ晴れとした気持ちになる。気がつくと風が冷たくて日差しが温かい。旅人の上着を脱がせたのはどっちだ?帰りの道すがらいつものお弁当を買う。安いんで買ってたここのお弁当もこの十年で九十円値上がりした。それでもコンビニなんかに比べたら格段に安い。そして手作り感があっておいしい。だからこれからもできる限り利用したい。帰ってまたシャワーを浴びて飲んで食べて昼寝。夕方から授業。明日のバイトはまーさんと一緒なので気が楽だ。