何時頃だったかわからない。とにかく未明に強烈な悪寒で目が覚める。なにしろ寒くてエアコンの冷たい風がつらい。それで冬用のフリースのトレーナーに防寒用のタイツを出して身につける。でも寒けは一向に治まらない。エアコンを止めるしかなさそうだ。それでとなりに寝ていた子供に声をかけて起こし事情を説明して居間で眠ってもらうよう頼みとりあえずエアコンを止める。それから毛布と布団にくるまって眠る。次に気づいたときは今度は暑くて仕方ない。布団と毛布をはぎ取りフリースもタイツも脱ぎ捨ててエアコンを入れる。おそらく熱が上がりきったんだろう計ると八度まで上がっていた。お手洗いに立つとわずかに足がふらつく感じがする。でも熱以外の症状というのはない。のども痛くなければ咳も出ない。体中の節々が痛むということもない。熱だけだ。のどがひどく渇いていたけどお手洗いに行くのが精いっぱいですぐにベッドに戻って横になる。幸いなことに今日はバイトがない。それでうつらうつらしながら夜が明けるのを待つ。家人が起きると氷と水を用意してもらって飲む。しばらくして計ると熱は六度九分まで下がっている。何か食べなきゃいけないと思うけど何も食べたくないので家人に冷凍の焼きおにぎりを温めてもらってひとつだけ食べる。それからあまり早朝過ぎない時刻まで待って夏期講習も通常の授業も休む旨今日来る予定になってる生徒さんの親御さんにメールを一斉送信する。一件だけ返信が来てお大事にとあった。ただ夏期講習が予定されてる生徒さんのひとりはお母さんがあまり頻繁にメールチェックするタイプではないらしくこれまでも火急の用件でメールしても全然読んでないことが何度かあった。この暑いのに来てしまうと申し訳ないので時間の少し前に塾に出かけようとしたら家人が行ってくれると言うので任せる。案の定生徒さんは来ちゃってて少なくとも家人から事情を説明してもらえたのはよかった。今日まで土日を除いて十日連続の夏期講習で来週もまた五日連続で参加することになってる生徒さんなのでお休みと聞いて相当うれしかったんじゃないかと想像する。その子もゼルダやってて日頃から僕の話で家人がコログを千体コンプするつもりだというのを信じられないと言っててたまたま昨日家人がそれを達成し終えたばかりだったのでそのことを話してもらったら随分うらやましがったんじゃないかなとこれは後から思いついたこと。そんなどうでもいいこと書いててオレ結構元気じゃんとか思うけどさっき計ったらまた七度五分まで上がってた。相変わらず症状は熱だけだ。さっきウェブで調べたらストレスがかかると交感神経と副交感神経の兼ね合いで熱だけが出るということがあるそうだ。その場合高熱だったり何日も熱が続いたりするのでなければ栄養摂って休めということなのでそんな心配することないのかなとも思っている。働き過ぎだよとは家人の言。でもそうしないと食べて行けないんだから仕方ない。