指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

またお金を借りる。

金融機関に義理があって毎月少しずつ定期で貯金してるんだけど一年で満期になるやつで利子もほとんどつかない。でもまあやってくれと言われたのでやっている。貯めておいた一年分が春になると返って来る。春は自宅や塾の賃貸契約更新の季節なので一部をそれに当て、あとは借金の返済に回す。それで半年くらいは返済のためにわざわざお金を融通しなくても自動的に月々の返済額が落ちる。つまり10月とか11月とかになると貯金も底を尽き毎月数万円を工面して返済しなければならなくなる。去年も確かこの時期に困って母親から借金をした。今年は昨年と比べるとバイトをしてる分だけ多少は楽だけどそれでもいよいよお金が足らなくなって来た。母親からは困ったらなるべく早く言うようにと言われていたけどとりあえずぎりぎりまでは我慢して、つい先日電話をかけて借金を申し込んだ。貸して欲しい金額を言うとその倍を送ってくれると言う。翌々日に現金書留が届いて中を見ると、倍と言った金額のさらに倍の額が入っていてこれには感極まって泣いた。現金書留というところがまたなんとも。